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リンドバーグ(アメリカ)1/32 1940年型フォード・コンバーチブル [自動車モデル]

※初版は1965年前後のパイロ製(米)。リンドバーグ版は1979年に発売.
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LINDBERG(Pyro)1/32 FORD CONVERTIBLE 1940


なかなかオシャレな箱絵が魅力のリンドバーグ版。
1/32というスケール、そして1940年型という時代背景から、昔はミリタリーディオラマの小道具としても
使われることが多かったキットですが、実は初版はパイロ社の品。
同社の消滅後に金型の一部がリンドに移り、こうして復活したもののようです。

1970年代前半の模型誌に掲載されていた第二次大戦中のディオラマに、ドイツ軍の乗用車として登場していたのを覚えています。
当時は「これは何のキットだろう?」と首を傾げたものです。
大量に生産されて世界中で使われたフォード車ですから、ドイツ軍の戦車と一緒にディオラマ上にレイアウトされていても、不思議と違和感はありませんでした。


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旧パイロ・キットの特徴は、美しい部品成形と驚くほどシンプルな構成。
昔ながらの、ちょっと丈夫で分厚い箱を開けると、鮮やかな成形色の部品がパラッと入っています。


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あまりの部品の少なさに、思わず指でつまんで「仮組み」したくなってしまいます。
しかし……おやおや、現在の自動車キットとは違い、複雑な三次曲面を持つボディは一体成形ではなく四分割。これは接着・成形が大変そうだなぁ……と思ってしまいますが、このあたりの部品のフィットは実に見事で、実際にはスムーズな工作で可愛らしいボディを手に入れることが出来ます。
これがまた、パイロの良いところです。


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サテ、取りぃ出しましたるは往年のレベルの名作。
1/32カーチスP-40“フライングタイガー”。

これはまた不思議なツーショットですが、この2つのキットが揃ったならば……


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こんな映画のワンシーンが再現できるのでした。
昔から、これがやりたかったのデス。
成形色までぴったんこ!
ディオラマにするもよし、模型特撮写真で遊ぶもよし……。

プラモデルって、本当にいろいろな楽しみ方ができますね!

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